50.伏見宿 (岐阜県可児郡御嵩町)  名鉄広見線]明智駅より徒歩10分

 

 

伏見宿への道   F4

 

名鉄広見線明智駅から可児川を渡り伏見宿へ向かう脇道です。前方が明智駅です。後方伏見宿に向かって緩やかな上り坂です。伏見宿には旧旅籠三吉屋などがありましたが、宿場の面影は殆ど残っていませんでした。宿内の中山道は国道21号線となり車の往来が激しく、左の通りにかろうじて静かな宿場町の風情を感じました。

51.太田宿 (岐阜県美濃加茂市)  JR高山本線美濃太田駅より徒歩10分

 

 

町並み     F4

 

太田宿は今回訪ねた宿場の中では、規模は小さいながら旧街道の面影が残る宿場でした。右側の本ウダツ(美濃ウダツ?)をあげた家は脇本陣跡(林家)です。脇本陣として日本一の規模だそうです。本陣は脇本陣の斜向かいに門だけ残されていました。車の往来も少なく静かな町でした。

 

御代桜酒造1   F4

 

 

脇本陣の向かいにある御代桜酒造横の路地です。倉と倉を結ぶ空中回廊がありました。路地の奥から街道側を見た景色です。黒い板塀と白い漆喰壁が美しいと思いました。間口はそれほど大きくはありませんが、奥に長いかなり大きい建物です。

 

 

御代桜酒造2    F4

 

 

上の絵とは逆に表通りから路地の奥を見た眺めです。御代桜酒造は旧茶屋跡ですが、明治になり旧本陣福田家から酒造権を譲り受け造り酒屋になったのだそうです。

 

 

 

花屋     F4

 

東から宿場に入ってすぐ、祐泉寺の前に魚徳という店と生花屋が、旧旅籠跡らしい一軒の建物に並んで店を出していました。かなり古い家で二階の窓の欄干は壊れかけていました。花屋の店先には色々な草花が所狭しと並べられています。その活気のある店頭と、朽ちかけた建物の対比が面白いと感じました。魚徳は「鮎の甘露煮」など遠くからも買い求めにくるという人気の店だそうです。小さい紙にチマチマと盛り沢山描きこみましたが、大判紙に花屋だけ丁寧に描いても面白いなと思いました。