伊豆半島のみなと

 

 伊豆半島は静岡県ですが、地理的には首都圏にも近いうえ比較的交通の便も良く、絵を描く上でも魅力的な漁港が多いと思います。平野部が狭い険しい地形のため、岬と岬の間に大きな漁港があり、その間の崖下などに小さな漁港や揚船場が点在しています。温泉などの景勝地も多く、地形的にも魅力のあるモチーフが多いと思います。

 南伊豆の中でも石廊崎から松崎にかけての漁港へは、公共交通の便が悪いためまだカバー出来ていません。妻良漁港、雲見漁港などへも、折をみて訪ねてみたいと考えております。

 

 

(参考)漁港の分類とその数

 

 水産庁の統計によると漁港漁場整備法に規定された全国の漁港数は2866(平成28年4月1日現在)。過去20年の間ほぼ横ばいである。但し、漁業協同組合の統合などにより一つに数えられるようになった港や小さな船溜り、揚船場など規定外の港もあるため、実際にはもっと多いと思われる。

 

第1種漁港 その利用範囲が地元の漁を主とするもの                 2134

第2種漁港 その利用範囲が第1種漁港よりも広く第3種漁港に属しないもの       519

第3種漁港 その利用範囲が全国的なもの                       101

特定第3種漁港 第3種漁港のうち水産業の振興上特に重要な漁港で政令で定めるもの*   13

第4種漁港 離島その他辺地にあって漁場の開発又は漁船の避難上特に必要なもの      99

 

* 特定第3種漁港:八戸、気仙沼、石巻、塩釜、銚子、三崎、焼津、境、浜田、下関、博多、             長崎、枕崎