近の作品

 

権田原坂の並木(東京都港区元赤坂)

 

 外苑東通り(信濃町駅前から青山一丁目方面)の権田原交差点から迎賓館・四ツ谷駅方面への眺めです。右側が赤坂御用地、左側が明治記念館です。栃の木などの高木が連なる風情のある並木道です。アップダウンがあり緩やかに湾曲していて、絵を描くのに大変魅力的な道路です。左の建物は交番です。先般、新天皇陛下の即位にともない「東宮御所警備派出所」から「権田原警備派出所」に名称が変わったばかりだそうです。5月下旬に撮った写真から描きました。その日はトランプ大統領が国賓として来日する前日でしたから、神宮外苑のあちこちに大勢の警官が屯していました。

 

文学座のバラ(東京都新宿区信濃町)

 

 慶大病院の北に位置する文学座アトリエの垣根に咲くバラです。品種は分かりませんが、葉の非常に小さい花色が淡いピンクのつるバラです。実は文学座アトリエの全体像を描きたかったのですが、あいにく正面に青いテントが張られ玄関が見えません。建物の南側の外壁に沿って咲く一塊りのバラの花は、やや地味で盛りを過ぎたような風情でしたが、かつて百花繚乱のごとく名優を輩出した文学座を象徴しているようにも思われました。しかし、花をほとんど描いたことがない身には非常に難しく、当初のイメージとはかけ離れたものになってしまいました。

 

慶大信濃町キャンパス

(東京都新宿区信濃町)

 

 慶大病院に隣接する医学部信濃町キャンパスの一景です。予防医学教室前の公道ですが、この一角だけ旧い建物を囲んでヒマラヤ杉が鬱蒼と茂り涼しげでした。このアングルですと北里記念医学図書館は階段しか見えません。この道の後方は閑静な住宅街です。

 

慶大北里記念医学図書館

 

 予防医学教室の南隣に建つ慶大信濃町メディアセンター北里記念医学図書館です。これも昭和初期の建造物です。慶大の初代医学部長であった北里柴三郎の功績を讃え寄付金により建造され、後に慶大に寄贈されたそうです。医学者一般に公開されています。

 

慶大医学部予防医学教室

 

 久しぶりに東京の町並みを描いて見たいと思い、信濃町と神宮外苑を散策しました。上は信濃町駅前の慶応大学病院構内の西側公道沿いにある昭和初期の近代建築物です。現在も使われており、窓枠などはアルミサッシに変わっています。南隣の北里記念医学図書館も風情のある建造物ですが、公道の道幅が狭いうえ、鬱蒼とした数本のヒマラヤ杉に遮られ、二つの建物を一つの画面に納めることができませんでした。なお線描を何時ものイカ墨インクからセーラーの極黒インクに変えてみました。

 

 

北川漁港3(静岡県賀茂郡東伊豆町)

 

 北川漁港の揚船所からの眺めです。時間と構図を変えてみました。午後の陽光の下では印象もがらりと変ります。

 

 

北川漁港2

 

 早朝の北川漁港。定置網漁船の入港を待ち、突堤には生簀箱やターレット車が並んでいましたが省略しました。また突堤先端に数名の太公望の姿もありましたが全て割愛しました。 

 

定置網漁船の入港

 

 北川漁港の港外に仕掛けた定置網から、夜明けを待って収穫した魚を水揚げするために入港する漁船です。生魚を素早く陸揚げするため、専用クレーンのある木造漁船に屈強の男たちが大勢乗っています。

 なお、北川漁港へはこれまでも何回か訪れており、突堤での水揚げ風景なども描いたことがあります。

 ⇒みなとの風景/伊豆半島/東伊豆

 

朝の北川漁港

 

 北川温泉街からの小さな岬と漁港の眺めです。北川漁港は突堤と小型漁船の揚船場だけの小さな港です。背後の岬は新緑の落葉樹と常緑樹の混成林ですが、白い山桜なども点在し非常にきれいでした。

 

 

 北川漁港1

 

  先日、娘家族と一緒に北川(ほっかわ)温泉へ行ってきました。東伊豆の小さな温泉町ですが、宿のすぐ前の漁港では毎朝、港の沖合いに仕掛けられた定置網の水揚げがあり、旅館では朝夕ともびっくりするほど新鮮な美味しい魚介料理がふんだんに出るのです。幸い天候にも恵まれ、気に入った漁港の風景を何枚かカメラに収めることが出来、久しぶりに絵筆をとってみたくなりました。